恐怖!!猛毒 ボツリヌス菌
26日 鳥取県で夫婦が意識不明の重体 原因はボツリヌス菌
ボツリヌス菌の食中毒は、5年ぶりに発生したようでやんす。
食中毒といえば、ユッケの原因となりやした『腸管出血性大腸菌011』が
記憶にあたらしいところでございやす。
このときは生モノでしたが、今回は『あずきばっとう』という、
ぜんざいにうどんが入った食品を食べて食中毒にかかったそうでやんす。
この食品は、袋のまま加熱処理するだけらしいので、
一体なんで起きたんでやんしょうか?
いろいろ調べてみると・・・
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!
驚愕の事実。
ボツリヌス菌が出すボツリヌス毒素は、
『自然界にフツーに存在する毒素の中で、最強!!』
なんだそうでやんす。!!
世の中にある毒と比較すると、ドンだけ恐ろしいかよーくわかりやす。
(60kgのヒトが摂取して、天に召される量)
どんくらいかというと・・・
青酸カリ 174 mg
サ○ン 12 mg
キノコ毒 6 mg
毒蛇 0.6 mg
フグ毒 0.03mg
ボツリヌス毒素 0・00006mg
たったこれだけで!?
エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?
しかも、フツーに土の中とか海や川や湖の泥にいるんだそうでやんす!!
ボツリヌス菌は、普段『芽胞(がほう)』というお姿で休眠されてるそうで、
この状態だと、熱や消毒薬にめっぽう強いでんやんす!
なんと100℃で10分間加熱しても完全に殺すことができやせん!!
さらに中途半端な加熱だと、ボツリヌス菌を目覚めさしちまって毒素をどんどん
つくらせる始末になるんだそうで厄介なもんでございやす。
しかも悪いことは重なるもんで、この菌は酸素のないトコでよーく増えちまう
ことから、しっかり包装されると、かえってメンドーなことになるんでやんす。
今回の1件を、銀次なりに考えてみやした。
『あずきばっとう』の加熱時間(袋の表示):袋のまま、七分くらい煮て・・・
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ボツリヌス菌が起き出し・・・食べる頃には余熱で毒素が発生・・・食中毒
この様な流れで、食中毒にかかってしまったんでないでしょうか。
ちなみに、この毒素の特徴は、筋肉の麻痺なんだそうで、ヒドイ場合には
呼吸筋も麻痺するために息ができなくなって、お亡くなりになるケースが
多いんだそうでやんす。
しかも、意識は最後まであるのだそうでやんす。
むかし、家族全員がこの食中毒にかかって、助けを呼べず・・・ということも
あったらしいそうで、まったくもってあなどれない菌でございやす。
食中毒にかかったご夫婦の一刻も早い回復をお祈りいたしやす。
あっしも、漬け物が趣味なもんで、十分気をつけないと気を引き締めやした。
このブログをご覧いただいてるみなさんも、どうかお気をつけくさいまし。
タグ:恐怖 猛毒 ボツリヌス菌
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